2010年2月13日土曜日

一段落しました

このたびは、ご心配をおかけいたしました皆さま。
お陰さまで長男が退院して自宅に戻ってまいりました。

水曜の昼頃退院し、昨日金曜なんかはもう部分的に小学校に登校しました。

小脳にあった腫瘍摘出は成功し、嚢胞(のうほう)も解消されました。
併発していた水頭症も解消し、脳圧も正常化したことから以前のカッとなりやすい短気な性格も落ち着いた印象を受けるようになりました。
病態としてはこんな状態 参考→NPO法人日本小児脳腫瘍コンソーシアム
http://www.es-bureau.org/contents/consortium/cnsLoad.php?key=gl43

腫瘍の悪性度については、グレード1の神経節膠腫 gangliogliomaであったということです。正確な病理判断が難しい組織で、病理の診断結果が出るまでに時間がかかりましたがそれは群馬大まで鑑別診断を依頼していたためだったそうです。
参考→脳外科医澤村豊のホームページ
http://square.umin.ac.jp/sawamura/braintumors/gangliocyto.html

今のところ右半面に顔面神経麻痺がやや残るものの、食事等の日常生活にはほとんど問題なく、今後定期的な通院や放射線や化学療法の予定はありません。

1 件のコメント:

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honda
よかったな。
日常生活にはあまり問題なくなったということで、それだけでも幸せなことやな。春までに来れるなら囲炉裏囲むか。
さすがに家は空けれないか。